エル・エンジェルボランティア便り 第34号 (2006年9月)



もくじ

孤児院落成 エル・エンジェルチャイルドホーム(インド)


 ☆たくさんのプレゼント


 ☆抱きしめて

 ☆孤児事情 ~十四名の訳~


 ☆記念植樹

☆エル・エンジェル校便り(ネパール)

新たなる事業

 ○ 建設決定!!(インド路上生活者の2ヶ所目の老人ホーム)

 ○エイズ病院の建設

 ○ 学校建設 三校目

国内の事業

 幸せのおてつだい (町田サポート事業)

~こころ~

 あなた様の寄付金で子供たちに制服を!

 ご協力、お願いします。


エル・エンジェルボランティアの歌

~そよ風~

 外務省ODA新聞に!


 編集後記


孤児院落成 エル・エンジェルチャイルドホーム(インド)


エル・エンジェルチャイルドホーム

 ビシャカパトナム・モダバサラ地区に於いて建設を進めておりました孤児院がこの六月ようやく完成いたしました。
 広大な丘状の土地に、当協会建設の路上生活者の老人ホームが建つその地の一番上に建てられ、淡いクリーム色の建物は光に映え遠くからでも望むことが出来、優しさのオーラに包まれているよう、との声も上がり、喜びを皆で分かち合いました。
 建物の内部は、ゆったりと広く、隣接の老人ホームの中に長期ボランティア用のゲストルームもあります。ご利用ください。
 食事は、子どもたちが少しでも癒されることを願って、老人ホームで老人たちと共に食することにしています。
 七月十四日の落成式には、州大臣・地元の有力者・ロータリークラブの方々・オーストラリアのロータリークラブから二名・孤児たち・日本からのボランティア十八名の参加のもと今後の平安を願って現地の慣習にのっとり儀式を行い又、祝辞をいただくなど盛大に行われました。沢山の方に歓迎された孤児院であることを感じると共に、今後も現地の皆さまのご協力が得られるとの確約に大きな安心をいただくことが出来ました。




☆ たくさんのプレゼント


集合写真


 日本からたくさんのプレゼントをかかえて孤児院の子供達に会ってきました。(株)ヒラノ様より、学用品・ハーモニカ・シャボン玉などたくさんの品物を頂き、沖電気工業(株)様よりボールを頂き、又ボランティアの方々からも品物を頂き、子供達に渡しました。
 シャボン玉を飛ばしたり、ハーモニカを吹いたり、キャッチボールをしたり、笑顔がはじけました。
 又、七段飾りの華やかな日本の雛人形と、大空に泳ぐ鯉のぼりを見て、大勢の方が感嘆の声をあげていました。オーストラリアのロータリーの方が雛人形を見て「こんなに沢山の荷物を日本から・・・・これぞ生きたボランティア活動!」と褒めてくださいました。




☆ 抱きしめて

エル・エンジェルチャイルドホームにて

 子供達に必要な物を補充する為にデパートに行き、衣類、寝具、生活用品を揃え、次の日、再び子供達を訪ね、一人一人に大きな荷物をプレゼントしました。
 子供達が戸惑いながらも嬉しそうに受け取る姿は、宝物を貰うようでした。持ち物一つ一つに間違わないようにと名前を書いてあげました。
 又、長く学校に行っていないため勉強がとても遅れています、少しでも遅れが取り戻せるように、学習用ビデオとその他の不足の物も手配をしました。
 そして、私達にとっても嬉しいプレゼントがありました。ボランティアさん一人一人が子供をしっかり抱いて、言葉は通じないけれど心を通い合わせることができました。
 皆さんの目に涙が溢れていました。
 日本から持っていったリボンを、女の子の髪に結んであげました。中に頭が丸坊主の女の子がいました。入所前に髪に虱がわき、それが他の子にも移るので丸坊主にしたとのことです。可哀相な気がしましたが、駆除する最良の方法だと思いました。女の子のこれ迄の生活が思いやられ、抱きしめる手に思わず力が入りました。
 髪が長くなったら結べるようにと綺麗なゴムを渡しました。とても嬉しそうでした。

   このホームが本当に楽しい安らぎの場でありますように、そして学校に通いしっかり学んで、将来に希望を持つことが出来るようにと心から願いました。
 又、現地の五社の新聞に、日本人が老人ホームや孤児院を作ったという記事が写真入りで大きく掲載されました。




☆ 孤児事情 ~十四名の訳~


 皆さまのご協力をいただき、孤児となった子どもたちが老人ホームを仮住まいとして生活を始めて、約1年経ちました。このたび、同地に待ちに待った孤児院が完成し、14名の子どもたちが入所しました。 この一年間に入所した子どもたちの中には、通学を嫌って脱走してしまった子どももいます。
又、戻ってきた子もいます。
 州政府から多くの子どもたちを収容して欲しいと要望されていますが、ほとんどの子どもたちがエイズ、結核などの感染症にかかっていて、当施設ではそのような病気に対する治療体制がなく、受け入れを断っているのが現状です。
 そのためにも、早急にエイズ病院建設の必要性が感じられます。 入所した子供たち一人ひとりの落ち着きを見守りながら増していく所存です。又、子どもたちが16歳で学校を終了したあと、進学したり、自立して生活できるための技術を身につけさせて上げたく、模索しています。 皆さまのアイデア、情報をお寄せください。
 お待ちしています。

☆ 記念植樹


   孤児院落成式の後、式典参加のメンバーで、記念樹として日本より桜の苗木6本とインドのマンゴーを植樹しました。 インドは、日中40度を越える暑さのため植樹時は水を十分施し、日除けにヤシの葉を敷き、1日2回の水をやるよう指導しました。
 日本の桜とインドのマンゴーがしっかり根づいて花を咲かせ、マンゴーがたわわに実って、敷地を同じくする老人ホームの方たちと孤児たちが喜んでいる情景が待たれます。




☆エル・エンジェル校便り(ネパール)

Result Of Final Examination - 2006
NO Of.FirstSecond
3326
3226
2723
1611
101612

 当協会の支援が再び始まったことにより、教育内容の充実が図られ、生徒たちの成績も向上しています。生徒の成績表が送られてきましたので紹介させていただきます。




新たなる事業

○ 建設決定!!(インド路上生活者の2ヶ所目の老人ホーム)

 日本郵政公社より当協会に平成十八年度分として246万1000円の助成が決定しました。
 今年度の事業は、アーンドラ・プラディーシュ州、スリカークラム地域に建設します。インドの州政府より強い建設の要望があったもので、郵政公社より配分金を助成して頂き、2つ目のエル・エンジェル老人ホームの建設が始まります。
 今回は州政府が土地を提供し、建物完成後の運営は、州政府が行い、当協会が建設し運営指導をいたします。




○エイズ病院の建設


 インドのエイズ感染者は500万人を超えるとのことです。 世界ロータリークラブ本部が主となり、ビシャカパトナム郊外にエイズ専門病院建設を計画しています。 当協会はオーストラリア・ロータリークラブとともに参画します。
 日本だけでなく、支援の輪が国際的に広がっていくことをうれしく思います。 エイズ病院建設後、運営はビシカャパトナム・ロータリークラブが行い、維持管理を州政府が実施します。




○ 学校建設 三校目


 ネパール・カブリ地区ナヤガン村にて六教室のうち四教室の建設を計画しております。これは予算の都合により二教室足りませんが要望に答え急遽四教室にしました。残りは資金が出来次第作りたいと思います。




国内の事業

幸せのおてつだい (町田サポート事業)


 四月から始まりました厚生労働省の外郭団体の助成による、障害児とその家族の支援も回を重ねる度に、お母さんや兄弟達と障害児達に安らぎを与えているという実感がわいております。
 内観による母親の安らぎが子供の心にどんなに安らぎをもたらしていることか・・・。自分の心を素直に出せなかった子供が、ボランティアと目いっぱい遊び、甘え、満たされた心になり、内観をした母親の優しい心に触れることで「楽しかった!」という言葉が思わず出る。そんな場面が回を重ねるほどに多く見受けられます。障害児と一緒に過ごす兄弟は、我慢することも多く、ご両親のご苦労も大変なものだと思います。内観により心が開かれ安定することで、自分も家族も幸せになることを見させて頂いています。
 八月に参加家族とボランティアが貸切バスで草津温泉に行きました。  
 バス酔いして道路に座り込んでいるボランティアの肩を、障害のじゅんいちろう君が、力強く押してくれました。優しい心がお互いに溢れた旅でした。
 ボランティア一人一人が、責任をもって調和を図り行動する素晴らしさをみせていただいています。
 この事業は来年の三月まで続きます。




~こころ~

あなた様の寄付金で子供たちに制服を!


   サンデベシ校を訪れた折、生徒たちの制服は汚れがひどく、破れていたり、中にはボロボロになったものを着ている子もいました。
 地形状、店もなく、経済的余裕もなく、家に帰ってからも学校に来るにも一年中一着の制服で過しているとのことでした。
 “制服を作って上げたい”切に思いましたが、生徒数四百四十名の制服一式です。ネパールの物価からしてもかなりの金額となります。制服を助成する機関もなく、そこでみなさまのご支援を仰ぐことといたしました。十一月の学校訪問時にボランティアのみな様で制服を一人ひとりに手渡しできたらと願っています。
 みな様への配慮の思いや、現地とのやり取りなどからお願いが遅れてしまいました。
 日数が少ないこともお汲み取りくださいまして、ご協力賜りたく振込用紙を同封いたします。
 どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 なんにもない山奥のサンデベシ村の子どもたち。
 紙袋に付いていた一本のリボンを拾って大事そうに、満面の笑みを浮かべていた子ども。
 新しい制服をあなた様の手で!




ご協力、お願いします。


○“共に助け合いたい”それが私たちの願いです。ご協力、よろしくお願いいたします。
○支援金振込先 郵便口座 口座名 特定非営利活動法人エル・エンジェル
             記号10290  番号 68107191







エル・エンジェルボランティアの歌

しあわせになるように


しあわせになるように

作詞 亀井 英一
作曲 関根 宣義

エル・エンジェルボランティアの歌が出来ました。 世界の人が幸せになるように・・・
なんと温かい歌詞、そして、なんと優しいメロディでしよう。
作詞は海老名前市長の亀井先生、作曲は海老名在住の声楽家で幅広くご活躍の関根先生。先生方のお優しいおこころのもと出来たこの歌は、私たちボランティアに力を与えてくれ、今後の励ましとなります。それは、生きることそのものへの道しるべとなってくれることでしょう。深くく感謝申し上げます。
関根先生の歌声とともに口ずさむ時、あたたかい思いがあふれ熱い涙が流れ来ます。そして、幸せな思いに誘われます。




~そよ風~

外務省ODA新聞に!



  外務省が発行するODA新聞8月号に、当協会が実施しているネパール・インドの人達へのボランティア活動の歩みが写真と共に、1ページの紙面全部に掲載されました。これまでの活動が写真と共に紹介され、当協会の支援が多くの方々に正しく理解して頂ける内容です。ご配布いただき 大勢の方にぜひご覧頂きたいと願っています。
新聞をご希望の方は、当協会本部までお申出ください。
 これからも世界中の人たちに喜んで頂ける支援活動を心がけたいと思います




インドネシア地震に際し支援金を送らせていただきました。




編集後記


  黄金色に稲穂が実りました。
心のサポート事業に参加させていただいて心がどんなに大切かを思いました。
どんなに小さいお子さんでもお母さんの心を思い又、お母さんの温かな愛情を欲し、それは大きくなっても同じです。こころを大事にはぐくむこと、こころを大事に扱うこと、いつも周りの心を思いやるこころ、こころって大事だなと思わせていただいています。

(岩)

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