エル・エンジェルボランティア便り 第18号 (2003年01月)





 あけましておめでとうございます。
 除夜の鐘とともに新しい年が生まれました。世界は何やらきなくさい空気が漂い、また地球の気温上昇によるバランスのくずれからさまざまな現像が起こりはじめている中でのスタートです。私達は正しい心の羅針盤のもとで夢と希望に向かってつき進んでいきたいものです。


もくじ
☆ 橋の建設地を見学
☆ エル・エンジェル校を見て
☆ 技術センターを訪ねて
☆ サンデベシ村訪問
☆ エル・エンジェル校訪問に関する報告
編集後記



☆ 橋の建設地を見学

 サンディベシ村に行くには橋がないため川を歩いて渡り、車一台が通れるでこぼこの山道を走りやっと村に着くようなところです。
あまりの不便さに橋をかけることを提案したところ村の人たちは、この橋よりも、もっと山奥の孤立した村に橋を架けて欲しいとの要望がありました。
自分たちも橋がないため雨季には孤立してしまうのに、自分のところよりも、もっと不便なところにと、自分よりも他者を思いやる心に感動し、自分さえ良ければということの多い中、ネパールの人の優しい心に打たれ、ボランティア活動の喜びをもらいました。
お産の時や、病人やけが人が出ても病院へ行くこともできません。
ここに橋を架けることが出来れば多くの方々の命が助かり、また孤立した村の子供たちも橋を渡って新しくできる学校へ行くことが出来ます。
皆様一人ひとりのお心を頂いてこの川にぜひ橋をと思いました。




☆ エル・エンジェル校を見て
 生徒はとても規律正しく素直な感じがしました。上級生が下級生の面倒をみている姿がとても素敵で印象に残りました。一人づつに持参したノートを渡したとき、どの生徒も「サンキュー」と言って笑顔で受け取ってくれ感激しました。
 休憩時間にトイレに行くのですが、男子用が4ヶ、女子用が3ヶで順番待ちが大変でした。生徒数に対して少ないと思いました。
 校庭に全校生徒が整列しましたが、とても窮屈そうでした。遊んだり運動するのにも狭くて大変でした。今後、トイレの増設と校庭の拡張がなされることを強く望みました。

☆ 技術センターを訪ねて
 技術センターでは、生徒たちのチョッキやセーターが編まれていました。
ネパールの毛糸は質が悪いので編み直しが難しく糸も切れやすいため製作に気を使うとのことでした。又、ミシンを使って生徒の制服が縫われております。
たくさんの村人が技術を習得し生活向上が図られています。自分の手で制服やセーターが出来上がることが嬉しいとのことです。



☆ サンデベシ村訪問
 今回は時間がなく、サンデベシ村に着いたのは夕方4時頃になりました。
遅くなったにもかかわらず子供たちは私たちを花飾りで迎えてくれて沢山の笑顔を頂きました。ボランティアの方々より、鉛筆やノート、衣類などが渡されました。
足は裸足やゴムゾウリ、寒さの中私たちを何時間も待っていてくれたと思いました。
ありがとうございました。


☆ エル・エンジェル校訪問に関する報告
1 エル・エンジェル校グラウンド用地確保の件
コミュテイから学校より下方に約300m離れた私有地をグラウンドとして活用したいとの提案があり、前向きに検討することとした。 広さは現在の学校用地の7~8倍あり、当面その半分程度購入する場合、土地代約100万ルピー、他に整地、アクセス道路建設費などで200万ルピー必要となる。

2 セイチ川(SEITI RIVER)橋建設の件
ラマチョウ地区を地盤とする国会議員Mr.Shukra Raj Sharmaがセイチ川にかける車道橋の建設を会長に要請してきた。
 議員の構想としてラマチョウ地区とヘムジャ地区の間を流れるセイチ川(川幅約40m)に1車線橋(幅3.5m)を建設して両地区の13の村(約13,000人)の相互交流の活性化を図ることを計画している。
 5km下流には50年前に村で作ったつり橋があるが、老朽化してきて破損しそうな状況にあり、新しい橋の建設が急がれていたとのこと。
現地の概算見積もりでは橋の建設費用は約970万ルピーであり、砂、石などの建築資材を現地負担とすれば645万ルピーとのこと。 今後現地から橋建設の要望書(必要理由、橋の詳細仕様、詳細見積もり等)を協会に出させて、そのあと外務省に申請書を提出し協議していく。 
 申請が認許されれば建築着工となる。
 橋建設については安全の確保が最優先課題であり、責任の所在を明確にすることが必要であり、橋建設を請け負う建設会社にすべての安全上の責任があることを確認した。

3 給食費用について
エル・エンジェル校の生徒(約320名)の給食としてパンのほかにミルクを支給する。 ただしミルク代3ルピー/日を生徒から徴収する。 徴収したお金でnursery クラス(約180名)の児童にもパンを支給する。
パン生産能力(現在は500個/日)をあげるためにパン焼き装置のトレイ8ケを追加
購入する。
 また、ラマチョー地区の生徒(現在約70名)からはミルク代を徴収しない方針である。

編集後記
皆様の愛に包まれて昨年よりもさらに充実したエル・エンジェル便りにしていきたく思っています。今年もバザー・募金等のご協力を頂けますようお願いいたします。

発行所  エル・エンジェル国際ボランティア協会
〒243-0406
神奈川県海老名市国分北2-17-16
Tel046―236-0001
Fax046―236-0002
イラスト   
編集担当   山梨 陶山 岩田 竹内

★もくじ★

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