エル・エンジェルボランティア便り 第16号 (2002年09月)





昼間はまだまだ暑さが続く中、夜になるとさわやかな風に白い雲が早いスピードで流れています。吸い込まれるように、いつまでもその流れを見ていますと、両腕が冷たくなっていることに気づきます。


もくじ
☆ 郵政事業庁よりの配分金について
☆ サンデベシ村学校建設が遅れています
☆ 北小6年の皆さんから感想文が届けられました
☆ 福岡JR古賀駅でのネパール写真展
☆ 街頭募金に参加させて頂いて
☆ 城内高等学校文化祭
編集後記



☆ 郵政事業庁よりの配分金について
郵政事業庁より今年度の国際ボランティア貯金の配分を戴きました。自己資金による活動が主体で、あくまで補助を戴くというものです。しっかりした資金計画と活動内容が整わないと、配分は戴けません。
皆様のご協力のお陰で当協会の活動が認めて戴けたものです。人件費や滞在費の全額が援助されるのではないのですが、大きな支援を戴いております。国際ボランティア貯金の利子が減っている現状のなかで、大きな配分を戴き感謝をいたします。

○ 今年度配分総額     230万4000円

配分の内訳
貧困家庭の子どものための小学校の運営指導、女性自立のための生活改善指導{ネ 
パール}
項目
 ・ 現地校長等人件費     108万1000円 
 ・ 日本人スタッフ滞在費   106万0000円
 ・ 現地人指導者人件費     16万3000円 

○ 現在までの配分額
  ・平成10年度        236万8000円
  ・平成11年度        416万8000円
  ・平成12年度        214万2000円
  ・平成13年度        246万3000円
  ・平成14年度        230万4000円

☆ サンデベシ村学校建設が遅れています
今年のネパールは例年にないほどの雨が降り続き、がけ崩れが随所に起き、現在工事がストップしている状態です。
雨季には道路が川になってしまい日常生活にも支障が出ているとのことです。
土が粘土質のため水はけが悪く、車一台がやっと通れる道も寸断され建築資材を運ぶことも出来ず学校建設が予定より大幅に遅れています。
現地の人々の切なる要望をかなえるために一日も早く建設出来ることを願っています。

☆ 北小6年の皆さんから感想文が届けられました
6月、厚木市立北小学校でネパールの子供達のパネルと民族衣装・小物などの展示をさせて頂きました。又、今年も6年生にお話をする機会を頂き、ネパールの子供の生活や学校での様子、私が見てきた事や感じた事などを北小の子供達に聞いて貰いました。学校に行きたくても行けない子が沢山いる事、鉛筆1本・ノート1枚でも最後まで大切に使う事、家族を手伝って一生懸命働く事、妹や弟の面倒をよく見てあげる事、そして1日の食事もままにならないと言う現実・・・「何でもあって当たり前」という生活に慣れてしまっている日本の6年生の目には、そんなネパールの子供達はどう映ったのでしょう。後日、感想の手紙が届けられました。幾つか紹介させて頂きます。

・ ネパールの人は貧しい生活をしてご飯も余り食べられないというのに、僕は殆ど食べ物を残しています。これからは食べ物を残したくありません。
・ 私はボロボロの服を着ていてもどんなに貧しくても瞳が輝いている人達の夢はきっとステキな夢だと思います。私も心から優しい人間になりたいと思う。困っている人を助けてあげたいと思います。
・ ネパールの国はどうして貧富の差が激しいんだろうと思いました。日本の子供達がもってないもの、それは心の優しさだと思いました。
・ 働いてお母さんの為に薬を買うなんて偉すぎる!!何だか日本の方が心が貧しいんじゃないかと思います。日本は心は貧しいけど他の物や食べ物は豊かです。逆にネパールは心は豊かだけど物は貧しいです。僕はネパールの人の方が偉いと思います。
・ 僕はネパールの人達がどんなに頑張ってもお金持ちになれないのに僕はなんにもしないのに裕福な暮らしが出来るんだから、僕達がそういう人に出来る限りの事をしてあげたいです。エル・エンジェルのみなさん、これからもボランティア活動を続けて頑張って下さい。そして、ネパールの人達を幸せにして下さい。

☆ 福岡JR古賀駅でのネパール写真展
福岡県古賀市のJR古賀駅のコミュニティホールで7月18日から28日の10日間ネパール写真展を開催しました。
テーマは「ネパールの人々」です。
私たちのボランティア活動の際に、ネパールの人々が見せてくれた素敵な笑顔を特集しました。
529名の方においでいただき、来場者の方々からいろいろなメッセージをいただきました。
今年は他に、福岡市のアミカス(福岡市女性センタ)で開催される「まつりアミカス2002~人とひと~」に10月3日~6日の期間参加します。
期間を通して写真展示、5日と6日はフリーマーケット、サリー試着(記念撮影)、紅茶サービスを行います。
また、11月23日、24日は福岡県春日市のアスパル(福岡県女性総合センタ)で開催される「あすばるフェスタ2002」に参加します。

☆ 街頭募金に参加させて頂いて
横浜駅相鉄口、沢山の人々が忙しそうに行き交う中、プラカードと募金箱を掲げ「ネパールの子供達への教育支援にご協力おねがいしまーす」と大きな声を出す。「さっきから見ていたんだけど恥ずかしくて近寄れなくて」と回りを気にしながらも、小銭入れの中身を全部入れて下さるサラリーマン風の男性やなんだかバツの悪そうな、照れくさそうな表情で百円玉を入れてくれる茶髪の学生さんたち、御礼を言うとぱっと顔を輝かせ「ちょとまって。まだあるか
ら」と制服のポケットに再び手を突っ込む。そんな素敵な出会いが数え切れない程あ
りました。”ネパールの子供達の為に”が参加目的だったはずが、気が付けば私自身
の心が”嬉しい、嬉しい”を連発していました。暑かったり、寒かったり、声の出し
すぎで喉が痛かったりと色々ありますがそれ以上の喜びを山ほど頂きました。これか
らはそんな感謝の想いを最高の笑顔に替えて「有り難うございます」の言葉と共にお
返しする事ができたら・・・と考えています。            沢田石

☆ 城内高等学校文化祭
9月14(土)15(日)、神奈川県立城内高等学校(小田原)の文化祭でネパール、エル・エンジェル校のパネルでの紹介及び、毎年好評のサリーの着付が行われます。今年は前もってOさんの指導で生徒さんが着付を学ばれ、当日自分達の手でお客様の着付をされるそうです。
自分達で行うことでネパールをより身近に感じられるのではと思いました。
お近くの方はどうぞ文化祭をのぞいてください。

太陽に
   挑みてさか熾ん
      赤かんな

病む父の
   声の細りて
      秋に入る

久に逢ふ
   夫(つま)にはじらふ
      サングラス

                           レイ作

編集後記
最近は地球上のあちらこちらで、異常気象による災害が多発し、またテレビ、新聞等を賑わしているおぞましい事件を思いますと、深い悲しみを覚えます。
地球規模での環境、そして身近な社会の環境について一人一人がしっかり取り組んでいかなければならない時期であることをつくづく痛感するこのごろです。

発行所  エル・エンジェル国際ボランティア協会
〒243-0406
神奈川県海老名市国分北2-17-16
Tel046―236-0001
Fax046―236-0002
イラスト   前迫
編集担当   山梨 陶山 岩田 竹内


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