エル・エンジェルボランティア便り 第8号  (2000年10月)





高い青空のもと、木々の葉が赤や黄色に色づきはじめ、少し冷たい空気に背筋の伸びる思いが致します。


もくじ
◎新しい制服になりました。
◎駐在員が一時帰国されました
◎県立高校文化祭でネパールパネル展
◎国有地の使用予定
◎エル・エンジェル給食"の郵便局口座の開設について
◎頑張っています
◎俳句
◎編集後記

◎ 新しい制服になりました。

 制服のネクタイにエル・エンジェルのシンボル・マークがつけられました。 今までの制服はグレーでしたが、190名の制服を作るのに生地の調達が大変困難でしたので、今年度より、えんじ色の制服を一人二着づつ支給されました。 エル・エンジェル校の生徒としての自覚と誇りをもつことを祈ります。


◎ 駐在員が一時帰国されました

 エル・エンジェル校が開校する1年前からネパールに長期滞在されていた岩下さんがこのたび3年ぶりに一時帰国されました。
 学校と技術センターの建設に至るまで、準備段階から運営まで日夜奮闘され、この間、言葉の壁や考え方の違いなどで想像のできないほどの多くの苦労を経験されてきたことを思いますと、感謝の気持ちで一杯です。忙しくあっと言う間の二週間でいらしたことでしょう。 岩下さんからネパールでの心温まるうれしいお話を聞かせて頂きましたのでご紹介します。

 エル・エンジェル校の評判を聞いて他地区の学校から五年生のクラスへ編入を希望する生徒があり、クラス相当の試験をしたところ、エル・エンジェル校の一年生の方が成績が良かったとのことです。
 開校して3年目ですが、教育に対する意欲と熱意のある教師を求めてきた結果、漸くここにきてエル・エンジェル校の教育の理念を理解してもらえる教師に巡り会えることが出来たように思います。
 あるとき、岩下さんが村を通りかかると、足を痛めて道で動けなくなっている子供に出会いました。 病院へ行こうと言うと"お金がないから行けない。このままでいい"と言いました。 岩下さんがお金は自分が払うからと言い、病院で診察をうけたところ、足の骨にひびが入っていました。 子供の父親はお金を払えないことを心配していましたが、岩下さんは"お金はいいから、そのかわりに毎日まじめに作業場で働くように"と父親に話されたそうです。 このようなことは、たびたびあるとのことです。
将来医者になりたいという夢をもっている子供が数名いて、一生懸命学んでいます。

◎ 県立高校文化祭でネパールパネル展

 9月16,17日神奈川県立城内高等学校の文化祭(城内祭)でネパール エル・エンジェル校のパネルが展示されました。 きっかけは、ボランテイア便りを回覧させてもらった、その反響で是非、パネル展をということで今回の運びとなりました。 会場ではヒマラヤの美しさに感動されたり、お弁当の写真や一般の家屋を見て、おどろきの声があがっていました。 また、ラマチョー村のことやボランテイアの内容について熱心にお尋ね下さった先生もいて嬉しかったです。 これからチャンスがあったら是非生徒の皆さんにエル・エンジェル校を訪れてもらい、生の体験をして頂けたらその感動がこれからの活動につながっていくと思いました。

                                  大内真由美 記


◎ 国有地の使用予定

学校から30分ぐらいのところに、広い国有地の使用許可が具体化しつつ進んでい
ます。 グラウンドとして使用するほか、鶏や山羊を飼育し、また畑としても利用する予定です。 このほかに、土地の活用につき皆様の良いアイデアをお待ちしております。


◎ エル・エンジェル給食"の郵便局口座の開設について

 昼食にお弁当を持ってこられなくて水を飲んで過ごしている子供が多くいるので全員が同じ食事を一緒に出来たらという願いから、このたび給食制度を開始することに致しました。週1回蒸しパン1個でスタートしましたが、お蔭様で、現在はパンとバナナのメニューで毎日出せるようになりました。 ありがとうございました。 これからは栄養や衛生面を考えながら内容を充実させていきたいと思います。 当初生徒数150名として予算を組みましたが、400-500名に増えそうです。
 給食制度を継続的に実施していくためには、限られた予算のなかで週何回給食できるか、給食の内容をどうするかなどを考える必要があります。給食実施に必要な経費を把握するため、単独の口座をあらたに開設させていただきました。(口座番号などの詳細はボランテイア便り7号をご参照願います。)
 ボランテイア便り7号で給食キューピットの募集をお願いしたところ、現在22口のご賛同が得られました。 
 今後ともご協力の程よろしくお願いします。 


◎ 頑張っています
最近、福岡や広島地方の皆様がフリーマーケットや常設店などで頑張ってくださりボランティア活動に大変ご協力をいただいております。活動をとおしエル・エンジェルボランティアの啓蒙に勤めていただき感謝申し上げます。
これからもご協力をお願いいたします。
神奈川県藤沢市の郵便局で「国際ボランティア貯金」パネル展にネパールの写真を展示させて頂きました。機会あるごとにエル・エンジェル国際ボランティア協会の活動を紹介していきたいと思っております。

◎ 俳句

◎ 編集後記

 給食が始まってうれしい。子供達が皆で同じものを食べる。どんなに目を輝かせおいしいと思って、口に入れていることか。豊かな日本にいて食べることに感謝の思いをいだいたことがあるだろうかと思いました。
どれほどの人の手をへ又、恵みをいただいていたかということを私は忘れていました。
 パンをもらって食べている子供達の笑顔の写真に、今こうして毎日、三度の食事がいただけることが、どんなにありがたいことか、思わせてもらいました。
 皆様のボランティアの心が、こうしてひとつひとつ実をむすんでいるのだと思います。うれしいですね。

発行所  エル・エンジェル国際ボランティア協会
〒243-0406
神奈川県海老名市国分北2-17-16
Tel046―236-0001
Fax046―233-2111
イラスト   前迫
編集担当   山梨 陶山 岩田 竹内




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