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陶山 作成
00年4月20日
1.学校名称の変更
国より、"エル・エンジェル国際ボランテイア協会"として認証されたのをうけて、下記名称に変更した。
校舎に取り付けた看板表示も書き直した。
L.ANGEL SCHOOL
2.校舎増築工事状況
(1)2階部分はほぼ完成。 ただし、階段の外装は未完成である。
教室前のベランダ通路幅が80―90センチしかなく、子供達にとって転落の危険がある。
あと50―70センチ拡張して手すりをつけることの必要性を強調した。
(2)3階部分はシングル用部屋、2―3人部屋(シングル用の倍)が各2つの計4つの部屋より構成される。
各部屋にはバスタブ、シャワー、トイレ、キッチンなどを設置する。
また、各部屋には200リットル容量の水タンクを設け、ソーラ熱源の他にバックアップとして電気温水機能もつける。
3.学校正門前の小屋について
およそ4x7mの大きさであるが、窓がなく、このままでは居住、作業用には不適。雨侵入防止のための屋根改修と窓の新設が必要である。
4.技術トレーニングについて
ミシン縫製を習得している村の女性達のうち技能合格した者にはある期間(3ケ月程度)ミシンを貸与して持ち帰りを認める方向で検討する。
ただし、長期間にわたり貸与すると"もらった"という感覚になるので、貸与期間中もたえずフオローが必要である。
今年度、日本財団の補助金がおりて、新たに30台のミシン購入するのでトレニーング作業には支障はない。
来年以降、年15台程度購入していく。
5.植樹について
過去2年間日本から持ち込んだ苗木(桜 4本、柿
3本)が完全に根づき、生長しつつある。 2年前の開校時に植えた桜の苗木は背丈は2―2.5mにもなり、昨年末一部開花したとのこと。
今回さらに桜と柿の苗木それぞれ5本、20本を持参した。桜は将来大きくなることが予想されるので、ある程度間隔をあけて道路側フエンスの内側にそって植樹し、
柿は校庭の片隅に植えた。
6.3階シングル部屋の利用について
THE LONDON ORIENTAL ACADEMY
から英国人ボランテイア
2名派遣したい意向があり、居住用として2部屋の確保要請があった。
英国人2名は6ケ月間、主に英語を教える。
7.生活用水確保の件
(1)現在、村の上流水源から水を引いているが、学校へ分岐供給するポイントに何
者かが細工をして水の供給を止めるトラブルが多発している。
私達が訪問した4/10もトイレ、手洗いの水が出なかった。
(2)対策として、上流水源から別の既設ラインを使い、学校と村の両方に十分な水を供給することを検討する。
ただし、学校の上流個所に貯水用のタンクを新設する必要がある。
貯水タンクの設置工事には1ケ月、40,000ルピーを見積っている。
8.男子トイレの改善について
水の流れが相変わらず悪いので、男子トイレ前面の仕切りブロックを除去して水はけを改善するように要請した。
9. 学校創立2周年記念式典開催の件
4/11午後、地元有力者や多くの村の人達の参加のもとで、学校創立2周年を記念して校庭で式典を開催した。
各界代表、コミテイ(運営委員)などの挨拶のほかに生徒達によるネパールダンス、寸劇などが披露された。
国の出先機関としてポカラ地区を統括管理している
Ministry of Home Affiars、District
Administration Officeの主長職にある
Mr.Shyam Sundar Sharmaも出席し、スピーチを頂いた。
Mr.Sharmaとは夜ホテルで 会食をともにして、これからの学校運営において不可欠のいくつかの要望事項(電話線工事、道路整備など)をお願いした。
10.第5回コミテイ(学校運営委員会)開催の件(注1)
4/12 12:00-14:00 校舎内教室で開催した。
出席者 13名のコミテイ(運営委員)のうち9名。
( 4名欠席)
校長先生(オブザーバ)会長、リシさん、 ジャナさん、
岩下、前迫、 山梨、 陶山
計17名
討議事項
(1) 現在、生徒から1人あたり20ルピー/月を徴収しているが、20名の生徒が未払いである。(うちNursery10名)
20名の生徒の親は学校に顔を見せたこともなく、生徒も一切通学していないので、今後20名は停学とする。
ただし、家が貧しく、20ルピーも
出せない場合はその限りではない。
(会長)村の人達が喜ばないことは、
日本人はやりたくない。(会長)
(2)生活用水確保の件
過去4回何者かによって水を止められているが、コミテイが知らぬ顔をしているのはおかしい。
かかるトラブルがないよう、村の中でよく話し合ってほしい。(会長)
(3)先生の採用について
優秀な先生(資格を有する人)を採用すること。
子供は先生次第で育っていく。(会長)
(4)貯水タンク設置の件
コミテイが上流の村との話し合いをして、了解を得た後工事に着手する。フイルタをつけて飲料水に適した水を学校、村に供給できないかなどの検討も進めてほしい。ただし、予算はまだ取っていない。(会長)
(5)2階ベランダ通路幅の拡張について
現寸法(80―90センチ)がネパール国内基準に適合するのか確認する必要はあるが、現実には子供達が学校で生活するのに危険を伴うので通路幅拡張の追加工事を実施する。(業者見積り
200、000ルピー)
(6)生徒の病気について
生徒が重大な病気にかかったと思われる場合は校長の判断で病院へ連れていくことを了解願いたい。
その際、食事代と薬代は日本側で面倒をみてほしいとの要請があり、基本的に日本側は了解した。
毎週金曜日、ポカラから2名の医者が出張診療することになっている。
(7)学校用地のフエンスづくりについて
学校用地としては現在のブロック塀の外側の敷地も認められているので、境界を明確にするためコンクリート杭によるフエンスをつくる。
(8)村以外からの子供の受け入れについて
村以外からの子供の受け入れ可否についてコミテイで協議すること。(会長)
(9)コミテイの活動、役割について
月10、000ルピーの予算の枠内で学校運営に必要なことを提案すること。
ただし、提案事項を実施するか否かの最終判断は日本側(岩下さん、リシさん)が行なう。
あくまでも村の人のためにプラスになることが基本である。
予算の繰越しは認めない。(会長)
コミテイ委員会は月1回開催して、学校がスムーズに運営していくにはどんなことが必要か協議すること。(会長)
会議終了後、取り決め事項に関してコミテイ/日本側との間で署名した。
(注1)過去4回の運営委員会はコミテイだけで開催した。
12.THE LONDON ORIENTAL
ACADEMYとの話し合い
昨年8月、偶然の出会いでラマチョー村の学校を訪問して頂き、私達の活動に
共鳴されたが、このたび学校創立2周年記念式典出席のため、Mrs.Saras-wathi
Namasivayam ,ご主人、ご令息、ご令嬢の4名がわざわざロンドン
から来られた。
今回は2回目であり、お互いの親睦と理解が得られたが、今後双方の団体のより密接なる協調を確かなものにするためには、さらなる協議が必要であろう。
以上
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